kashiba_Aの日記

カメラとかなんか

映画ゆるキャン△を見て、朝日を見て

映画のゆるキャン△を見た。

以下はネタバレを含むかもしれません。

 

ストーリーとしては、本編からしばらく未来の、ゆるキャン△メンバーが大人になった頃(具体的に何年後とかはなさそう?)に、ちょっとしたきっかけから地元山梨にキャンプ場を作ろうといったことになり、協力しあいながら、様々な問題や過大に直面しながら力を合わせて…みたいな話。

まあとにかく、もう高校は卒業して、大人になった未来の話なのだ。

物語の出来としては、よくできていたと思う。キャンプもするし、アウトドアもしてるし、飯もあるし、飯もある。思ったより飯がある。

正直原作は絵柄が好みではないなと思って敬遠していたため追っていなかったものの、アニメ1期2期を見ていた浅い身からみれば、まさしくゆるキャン△といったストーリーで、よかった。

 

それでも、なんだか個人的にはもやもやしたところがあって、みんなが大人になってしまったことに、なんとも言えない何かを感じてしまっている。

本編と年齢が違うから、とか、見慣れてないから、とか、そういうわけではない。

大人になって、いろいろやってみるとか、なでしこやリンが言っていたような大人になって云々というのはわかる気がするし、大人としてみんながキャンプ場を作っていたあの試行錯誤も、いいと思った。

でもなんだか釈然としない。

みんなには子供のままでいてほしいのか。成長しないでほしいのか。別にそんなことではないとは思うのだが、なんだか、とても寂しいというか、なにかそういうものを感じてしまう。

 

これはもう完全に受け取り手である自分の問題であって、映画は面白かったし、2回目視聴も考えているが、こう、なんなんだろうね。

アニメの年上キャラが、気づいたら自分より年下になっていた。なんていう話は基本的には我々が生きている以上不可避の問題で、そこに人は悲しみを感じたりするものだが、今回はその逆にみんなの年齢が上がって、詳細はわからないがたぶん同じくらいになるのではないかと思うが、これはこれでなんだかこう思うところがあって……

結局、キャラクターが年をとっても取らなくても、人の悩みは消えないのかもしれないと思いつつしばらくはこの気持を引きずりながら生きていくのかもしれない。

まあ本編は別にまだ終わってないし、そんな悲しむことはないはずなのだ。原作もそのうち揃えていきたいと思う。

 

ちなみにアニメのゆるキャン△視聴当時、誰が好きだったかはいまいち記憶にないが(たぶんリンかなでしこ?)劇場版見たあとでは強烈に犬山あおいである。なんだか非常にくるものがあったように思う。

思い返してもいくつかのシーンでおっぱいがでかかったのが強烈なインパクトとして記憶されているが、理由はそれだけではないと思いたい。(学校の前で強がってたのとかも好き)

というかみんな大人になったけど男の影があまりにもなさすぎたのは大丈夫なんでしょうか。まあそんなん出た日には間違いなく荒れるのは火を見るよりも明らかなんだけどさ。みんな今は仕事に燃えている感じなのかな。

 

画像は視聴後なんとなく見に行った夜明けの太陽

なんだかんだ水平線から昇ってくる太陽はもしかしたら初めて見たのかもしれない。あまりにも赤くて、なんだか非現実的な光景だった。実際は毎日繰り返されていることなのだが。

まあこれ以外にも、世界にはたくさん知らない事があるのだと思うと、自分でいろいろ見て回りたいなという気にはなる。

志摩リンの企画ではないが、原付でどこまで行けるのかというのはあるし、バイクはバイクで欲しいような気もするし(せっかく免許も取ったのだから)