どこまで原付~身延・本栖湖・ふじさんさん~
ゆるキャン△映画2度め見た。
1回めで感じたもやもやしたものは不思議なくらいどこかに行って、そこには野クルのみんなが切り開いていく、そんなDASH村があった。
やはりゆるキャン△はよい。
斜に構えたひねくれものだから、当時はスロウスタートのほうがいいなどとは言っていたが、どちらも素晴らしいのは間違いないのである。
原作も最新刊まで読んだ。こう振り返ってみると、いろいろと映画に繋がる要素があったように思う。
スロウスタートも今も元気に体育祭の話しをしている。…体育祭何ヶ月目だろう、作中の進行もスロウすぎる…今振り返ったらまだ3号前も普通に体育祭してた。半年くらいやってる?
まあなんにしても今はゆるキャン△
アニメも見返して、本栖湖でのなでりんを見て…
いいなあ富士山
しかし流石に富士山は遠いし、そう簡単には行けない…
いや、どうだろうか…
たとえ50ccだろうと…
行けるのではないか…?
行けました
行けるんだ…
片道約110km、4時間強程度
途中、街灯すらなく自車の灯りのみが頼りな山道
鹿
拭いても拭いても曇るバイザーとミラー(標高のせいか?)
ひび割れガタガタ道路
24時間やってるガソスタがほぼ無い
など、諸々の体験はあったものの、なんとか無事に到着。
まあ終わってみればいい体験だったネ
とここまで来たものの、時刻は朝4時
その辺の聖地に以降にも一切の下調べもなし
というかこんな時間に店にしろ施設にしろやってるわけないんですよね…
やることないし帰りてえ…
と
また4時間以上かけて帰りたくねえ…
のせめぎあい。おつらい。
結局本栖湖の周りをぐるっと一周回ったり、精進湖や西湖まで戻ってみたりして暇をつぶす。あー西湖西湖。
しかしまあ、標高のせいか涼しいのはよかった。というか寒い。
レインウェアを持っていっていたのでよかったものの、なければ結局どこかで引き返す羽目になっていたかもしれない。
反面、こてつ号はご機嫌斜め。発進から低速にかけては特に不機嫌。
結局騙し騙しで進んでいたものの、ここで止まったらどうしようともはや気が気ではない。
それでもなんとかゆるキャン△らしいスポットを目指し、イヌ子のバイト先へのりこめー^^
まあ行ってもスーパーだしな…とは思いつつも内心期待しつつ入店。
普通にいっぱいゆるキャン△グッズあったね。
おちこぼれフルーツタルトのときもそうだったが、モデルの地域に受け入れられているというのは、いいことだなと。(おちフルは受け入れていいのか…?)
こういう事がある以上は、我々も、作品に傷をつけないよう、気をつけて行きたいなと思いつつ。
2ストの環境に優しくない感じでこの山中に来るのは環境テロなのではないかとか、そもそも原付は交通の邪魔なのではないかとか、ロードのほうがまだ人権があるのではとか…
やはりこの辺はツーリング先としてもよいのか、バイクも結構見かけたし。
もうちょっとスマートに、スムーズに道を譲れるようにならなきゃいかんなと思いました。
というかやっぱりバイクほしいけどなあ…
まあ、ゆるキャン△らしいことはほぼしていないが、時間もかかるし、今度は朝霧高原を通過して富士山を南に回って静岡の方からも帰るかと、出発。
道の駅朝霧高原のソフトクリームはバカ美味かったです。
その後はまあとにかく走り
ガソスタが全然無く危うくガス欠に陥りかけたり(とはいえたぶん1Lくらいは残ってた)
帰り道は絶望的に混む道にハマったりしたものの、まあなんとか家に着いたのが17時
走行距離はメーターでおおよそ360km(本当か?)
決して賢くはなく、何をしにいったのかすらよくわからない旅だったものの
まあ、面白かったのかもわからん。
これからもゆるキャン△に幸あらんことを
そうすれば、またいつか、何かがあるのかもしらん
映画ゆるキャン△を見て、朝日を見て
映画のゆるキャン△を見た。
以下はネタバレを含むかもしれません。
ストーリーとしては、本編からしばらく未来の、ゆるキャン△メンバーが大人になった頃(具体的に何年後とかはなさそう?)に、ちょっとしたきっかけから地元山梨にキャンプ場を作ろうといったことになり、協力しあいながら、様々な問題や過大に直面しながら力を合わせて…みたいな話。
まあとにかく、もう高校は卒業して、大人になった未来の話なのだ。
物語の出来としては、よくできていたと思う。キャンプもするし、アウトドアもしてるし、飯もあるし、飯もある。思ったより飯がある。
正直原作は絵柄が好みではないなと思って敬遠していたため追っていなかったものの、アニメ1期2期を見ていた浅い身からみれば、まさしくゆるキャン△といったストーリーで、よかった。
それでも、なんだか個人的にはもやもやしたところがあって、みんなが大人になってしまったことに、なんとも言えない何かを感じてしまっている。
本編と年齢が違うから、とか、見慣れてないから、とか、そういうわけではない。
大人になって、いろいろやってみるとか、なでしこやリンが言っていたような大人になって云々というのはわかる気がするし、大人としてみんながキャンプ場を作っていたあの試行錯誤も、いいと思った。
でもなんだか釈然としない。
みんなには子供のままでいてほしいのか。成長しないでほしいのか。別にそんなことではないとは思うのだが、なんだか、とても寂しいというか、なにかそういうものを感じてしまう。
これはもう完全に受け取り手である自分の問題であって、映画は面白かったし、2回目視聴も考えているが、こう、なんなんだろうね。
アニメの年上キャラが、気づいたら自分より年下になっていた。なんていう話は基本的には我々が生きている以上不可避の問題で、そこに人は悲しみを感じたりするものだが、今回はその逆にみんなの年齢が上がって、詳細はわからないがたぶん同じくらいになるのではないかと思うが、これはこれでなんだかこう思うところがあって……
結局、キャラクターが年をとっても取らなくても、人の悩みは消えないのかもしれないと思いつつしばらくはこの気持を引きずりながら生きていくのかもしれない。
まあ本編は別にまだ終わってないし、そんな悲しむことはないはずなのだ。原作もそのうち揃えていきたいと思う。
ちなみにアニメのゆるキャン△視聴当時、誰が好きだったかはいまいち記憶にないが(たぶんリンかなでしこ?)劇場版見たあとでは強烈に犬山あおいである。なんだか非常にくるものがあったように思う。
思い返してもいくつかのシーンでおっぱいがでかかったのが強烈なインパクトとして記憶されているが、理由はそれだけではないと思いたい。(学校の前で強がってたのとかも好き)
というかみんな大人になったけど男の影があまりにもなさすぎたのは大丈夫なんでしょうか。まあそんなん出た日には間違いなく荒れるのは火を見るよりも明らかなんだけどさ。みんな今は仕事に燃えている感じなのかな。
画像は視聴後なんとなく見に行った夜明けの太陽
なんだかんだ水平線から昇ってくる太陽はもしかしたら初めて見たのかもしれない。あまりにも赤くて、なんだか非現実的な光景だった。実際は毎日繰り返されていることなのだが。
まあこれ以外にも、世界にはたくさん知らない事があるのだと思うと、自分でいろいろ見て回りたいなという気にはなる。
志摩リンの企画ではないが、原付でどこまで行けるのかというのはあるし、バイクはバイクで欲しいような気もするし(せっかく免許も取ったのだから)